初めまして。
稲田弘樹の嫁です。
「また全然違った目線から電気工事士という仕事、稲田弘樹という人間を伝えるのも面白いんじゃない?」
そんな私の冗談の一言がきっかけで今回のブログは私、稲田の嫁が書かせて頂く事になりました。
正直、誰に向けて何をお伝えすればいいのか分かりませんが…頑張って書かせてもらいますので最後まで読んでいただけると嬉しいです。
そして…どうやらたくさんの方々に見て頂けると素敵なご褒美があるらしいです笑
このブログを通じて電気工事士というお仕事や日々挑戦し続け仲間と共に頑張る主人を知って頂ける機会になれば。そんな想いで書かせて頂きました。
電気工事士というお仕事について実は…何年もこのお仕事に携わる主人の側に居ながら、私はこの仕事の事を全く理解していませんでした。
出会った頃なんかは
電気屋さんとは?
⇒エアコン取り付けできる人。
くらいの認識でした。
もう何年も前の話ですが
主人が第一種電気工事士の試験を受けた時の事。試験近くなる当日に向けて一生懸命勉強をしている主人が居ました。
私にはさっぱり分からないのは当たり前ですが、私から見る主人は頭がいい人。勉強ができる人。
なので、なんとなくですが
特別難しい試験ではないんだろう。
そんな感覚で漠然と考えていました(電気工事士さん。すみません汗)
筆記試験の印象はもう記憶にないので省略させて頂きますが、今でも覚えているのは技能試験です。
なんでも勉強や試験に関してそつなくこなす主人が、試験終わりに迎えに行くと…
「手が震えてどうにもならなかった…」と
少し落ち込んだ様子は今でも忘れません。
そして電気工事士というお仕事が何一つ分からない私がしてあげられる事は…
何一つなかったんですよ。
してあげたくても出来る事ってないんですよね。
今になって振り返ると、主人だけでなく、電気工事士の皆さんやその仲間たちは、毎日見えないプレッシャーと戦いながら、身体を使い、頭を使い、日々努力しているんだなと感じます。
私は昔から現場で働く方達の姿が好きで
よく鳶職さんの働く姿ってそこいらでお目にかかれるじゃないですか?
(細かい業種までは分かりませんが)
それを眺めている時もありました(気持ち悪くてすみません笑)
今でも息子と作業を見にわざわざ工事現場を見に行きます笑
息子は無類の重機好きなのです。
息子と一緒に作業員さんにすれ違う時は必ず「ご苦労様です!」と言います笑
好きすぎて、重機のラジコンまで買わされました。笑
でも…ふと思ったんですよね。
建物を造る時にこうして作業をしている人が[見える仕事]をし、憧れられて
僕もこんな仕事がしたい!とか
私もこんな仕事がしたい!とか
見えるものから優先的に憧れられていくじゃないですか。
あ…
主人の仕事って我が子に説明は出来ても
見せてあげる事はできない仕事なんだなと。
そしてこの仕事をするには、誰でも簡単になれる仕事ではないという事。
主人の試験の時の様子を思い出し
電気工事士という仕事は表には見えない仕事だからこそ、ここ数年、主人はどうやらこの【電気工事士】という仕事の認知度をあげるために頑張っている様です。
サラリーマンではないですし
ましてや会社を経営している立場なので
そりゃもう!休みも時間もあってない様なものです。
今でこそ色々と形は変わってきた様ですが
当初はというと…
早朝から現場へ行き
終われば事務作業するために会社へ
そのまま接待へ。
そして深夜や午前様。
そのままゴルフ。
もうどこで何をしているのか分からないほどの日々。
気絶して行方不明!なんて事もしばしば。笑
家では3秒で寝るのび太くんです。
私も小さな子供の育児に追われ
正直、主人がやろう!としている事が理解できない事もたくさんありました。
誰もが「そんな事成功するはずがない!」と陰口や妬みなどある中、
自分を信じて突き進んで
がむしゃらに戦って来たのかなと…。
そんな中で1番の力になってくれたのは
きっと従業員さんや仲間の方々。
主人がする事についていけない!理解できない!なんて思った方もたくさん居たのではないでしょうか。
側に居た私ですらそう思って居たのですから…
そんなチャレンジ半ば
主人が家族親睦会をしようと思う。と
提案してきてくれました。
従業員さん達のご家族を連れてみんなで
食事会をしよう!との事。
正直、私は人見知りが酷いので
ましてや会社の従業員さんご家族ともなれば
聞いた瞬間から冷や汗ものでした笑
▼家族会の様子
ですが、先ほども書いた様に
何一つ力になれる事がない。
そして、なにより仕事や
やろうとしている事に追われ
家族の時間も少ない日々
見えない仕事への理解が難しい。
主人の立ち位置と、従業員さんの方々の立ち位置は違うかもしれません。
子育て真っ只中の奥様たちも
会社の親睦会なんて億劫だったかもしれません。
ですが【見える】という機会はいい事かもしれない。
と思い、私も参加させて頂きました。
普段、見えない物が見える。
私が出来る1つの協力となれば。
その時はそんな想いでした。
主人の目指す目標を私はザックリしか知りません。
ですが、会社の事は理解できなくとも
ご家族さん達が安心して応援できる。
そんな会社であってほしい。
そんな違う応援の形や目線があってもいいのかな。と今は思っています。
以前、主人に
「宝物はなに?」
と、聞いた事があります。
そりゃあ勿論!家族!と返ってくると思っていました笑
ですが主人は「従業員!」と答えていました。
そこは家族やろ!!とはツッコミましたがそれでいいのかもしれません笑
何が正解なんてものはなくて
従業員さんの方々が居てこそだと私も思っています。
この場をお借りしていつも寒い中、暑い中、お仕事本当にご苦労様です。とお伝えさせて頂けたら。
こんな感じで、側にいる私ですらどんな仕事なのかイマイチ分かりにくいお仕事かもしれません。
電気に関する事ならなんでもお任せを!というわけでもなさそうです。
ですが、過去に我が家の照明のダクトレールの工事をしてくれました。
真夏の作業で、エアコンもまだついて居ない部屋。
その時の様子はコチラです。
たくさんの工具
なんだかかっこいいレーザー
電流?を調べる機械?など
普段見る事の出来ない仕事ぶりに
すごいなー!と感心しました。
少し奮発して買ったサーキュレーター。
配線がダメになってしまい
どうにも諦めて買いなおそうかと思っていた矢先に主人が、
これまたなんだかかっこいいパーツを買い揃えてきては、あれよこれよと配線から直してくれました。
ありがたかったです。
素人から見える電気工事士というお仕事は
ここくらいまでが限界だと思います。
なので私から電気工事士の良し悪しなど、この位しかお伝え出来ません。
ですが主人は、現場仕事ではなかなか取りづらい育休制度を設けたり
家族さん優先にできる時間を持てるようにしたり
昨年は会社で始めての慰安旅行に行ったりと
試行錯誤しながら、電気工事士という仕事の認知度を上げるために…いい会社にするために奮闘しています。
働きやすい会社。も大切かもしれません。
ですが、側で日々応援している家族が、周りが
安心して応援できる会社。
そんな目線があってもいいですよね。
稲田弘樹のXアカウントも是非ご覧ください。
まだまだ発展途上なのかもしれませんが
色んな角度から、色んな目線で
これからもますます色めく【株式会社くれよん】の応援をして頂けたら嬉しく思います。
今年の5月1日は主人の誕生日でもありますが
株式会社くれよんの10周年の記念の年でもあります。
これからも、皆様に応援していただけると嬉しいです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
ご褒美おまちしてまーす♡←嫁より。