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#社長のつぶやき

社長、現場出るってよ。

皆さん、こんばんは!
最近ブログ更新ができず…やっとブログ更新できました。

そもそも、ブログ更新できなかったのには理由がありまして…

 

私、現場に出て作業し日中も夜も働きまくってました。そのため時間があまり取れず、ブログ更新ができずにいました。

 

久しぶりにブログ更新ができたので、お時間の許す限り最後まで見てもらえたら嬉しいです。

 

さてさて…
今回のテーマですが…

 

という事で、私自身が現場に出て作業をしています。

 

社員が増えてきて、現場に出る頻度もかなり減ってきている中で、久しぶりに汗水たらして現場作業に没頭していました。現場に出れば、やはり気付く事も多くあります。会社の課題、個人の課題、電気工事という仕事、などなど。

 

色々な面で、気づきや学びがありましたので今回は私が思った事を記事にしていければと思います。

 

そもそもなぜ現場に出る気に?

今回、色々現場に出るキッカケになったのも弊社で請負している現場が大変な事態になったのが始まりです。請負をする中で、絶対に守らないといけないのが

「工期」

です。必ずやり切る!これが仕事を請ける身としての一番大切なことです。

 

その工期に間に合わないような進捗で、現場で忙しく働いている社員からの不平不満が溢れるばかりに出てきたことが現場に行くキッカケになりました。

 

正直、話だけ聞いていても解決しない…このままでは現場が終わっても社員が辞めていく。と不安になり、何が原因になっているか追及しなくてはいけないと思いました。

 

その問題点を解決するために現場に出て、一緒に仕事する事で問題点を見つけていけると思いました。それが今年の6月2日からの出来事ですね。

 

6月2日より、現場に一緒に出て何が問題なのかを探しながら一緒に作業していました。

 

ここ最近は、私自身が現場に出る事も減ってきて社員との関わりは事務所での会議や、一緒にご飯へ行く事などくらいしかありません。現場でパトロールとして巡回するくらいで作業も一緒にする事も少なくなりました。

 

そのため、自分自身の目で見える所が制限されていて話を聞く機会が増えていきました。ここで考えをもう一度改めて、社内の問題は現場にある。と思って初心に戻り現場に出て一緒に作業しよう!と思いました。

 

現場に出て思った事

改めて初心に戻るというのは本当にいいことですね。色々振り返る事で課題の再認識ができてすごく

「今すべきこと」

が現実的になりました。

会社の課題は色々ありましたが、正直どれも重要で何から手を付けて実行していくかを悩んでいた部分もあったんですよ。

それが現場に出る事でより具体化され、やるべき事が見えてきました。

 

現場で起きる不平不満の根本的な原因は何か。その原因はどうすれば解決するのか。この辺の課題はやはり現場にありました。

 

久しぶりに現場に出て思ったことは、やはり体力仕事でしんどい仕事だということですね。私自身が操業した約10年前は、日勤も夜勤も連チャンで現場に出向き、ガンガン仕事しても大丈夫なくらい体力もありました。暑さのせいもあるかもしれないですが、もう連チャンで働くのも限界やと感じています。

 

若いからめちゃくちゃな働き方をしていいという訳ではありませんが、当時の私は少しでも早く仕事を覚えたい一心で現場に出まくって仕事していました。もう働き方改革が施行されている時代なので、昔みたいな働き方ができない時代ですね。

 

大きく分けて現場での問題点として見いだせたのが2つあります。

一つ目は…
技術習得心構えですね。

職人という仕事の根本的な部分を社員には伝える必要があると思いました。職人の仕事に

「楽な仕事」

は存在しません。また一人前になる過程では、基本的にはしんどい事が多いです。弊社もまだまだ若い社員が多い会社なので、その点の締めるべきポイントが曖昧になっていると感じました。

 

いつまでにどのくらいの作業を終えて、どういった段取りで進めていくか。技術が追いつかず工程が遅れているなら、残業してでもやり切る気持ちも必要になってきます。

 

公務員とは違って、8:00~17:00で仕事が終わる訳ではありません。時間ではなく、作業の進捗により仕事を終えていかないと話にならない部分もあります。

 

ここで思った課題として、技術習得すること、その習得するための心構えといった部分ですね。

 

いかにして、電気工事士という仕事の技術を習得するのに時間がかかる仕事なのかという事。手に職をつける仕事への

「姿勢」

「仕事への向き合い方」

が会社として社員にどう教育できるかが課題です。

 

私も毎日X(旧Twitter)で更新していますが、電気工事士という仕事は本当に価値のある素晴らしい仕事だと思っています。

※もしよろしければX(旧Twitter)も参照下さい。

 

世の中の生活の基盤を支える大切な仕事で、無くてはならない生活必需品みたいな物が「電気」だと思います。それを安心安全に使ってもらえるように工事して、誰もがより良い豊かな生活を送れるようにしている仕事だと感じています。

 

この仕事に誇りを持ってもらい、楽しんで技術習得に励んでもらうのは会社がすべき課題だと考えています。ただ、現場仕事をしているだけではこの

「電気工事士の良さ」

を認識できる機会が正直少ないんです。お客さんと直接話す訳ではなく、現場監督や同じ現場で働いている他職の職人さんとしか日頃会いません。

 

そういう環境の中で仕事していると、仕事ができるようになればいい。現場に出て職長の言われている仕事をこなせばいい。そんな感情になってしまうんですよね。

 

それだけでは、本人のやる気や技術を習得したいと思う熱意はドンドン薄れていきます。薄れていくことで、仕事の楽しさや面白さも感じる事ができなくなって、目の前のしんどい仕事に嫌気がさして…退職。みたいな流れになってしまいます。

 

これは他職の職人さんでも同じことが言えると思います。

新しい環境や刺激がないとマンネリ化して、仕事への心構えも腐ってしまいます。皆さんもそうだと思いますが、やりがいのある仕事で楽しいと思える環境であれば辞めたい…なんて考えないですよね?

 

まさにこの負のループが起きている現場が、上手く進まずに工程が遅れ、社員のストレスも溜まって悪循環になります。

 

技術習得する前の段階。
仕事をする前の段階。

 

この「前の段階」の所に会社のすべき課題があると私は感じています。

 

二つ目として…
成果を出すことですね。

 

今まで弊社では色々な側面で評価をしてきました。技術的な評価をするだけでなく、人間力/マインド面、社内貢献、など。評価軸を一本化せず、その人自身の個性を大切にして評価していく制度で評価制度を構成していました。

 

ですが、今回大きく変えていくキッカケになったのが「成果」の部分です。

 

成果を上げると簡単には言えますが、実際にやるとなれば大変厳しい現実が待っています。特に職人の仕事で成果を上げるのは容易ではありません。ある程度の技術力が必要で、知識経験が大きく左右するため簡単に成果を出すことはできないような仕事です。

 

ただ、弊社の社員全員に言えることですがみんなすごく頑張ってくれています。誰も頑張っていない人はいません。

 

ですが…頑張っているだけでは成果に繋がらない仕事なんですよね。

 

ただ仕事をしているだけの職人さんであれば、何年たっても言われたことしかできない。10年経っても電気工事の事をわかっていない職人さんも存在します。筋のいい子は、考えて仕事しているので3年も経てば職長になって現場を仕切っていく子も実際にいます。

 

そこで私なりに考えて…
今後、株式会社くれよんがどうすれば「発展」するか。めちゃくちゃ真剣に悩み考えて現場で作業していました。

 

会社のビジョンマップを語り、理念を浸透させて会社を育てていく事も大切だと思います。新しい施策を取り入れて、働きやすい環境を作り若い子が就職したくなる会社にしていく事も大切だと思います。

 

大切な事は色々あるんですが…私は原点に返って現場に出た頃。創業当時のあの感覚をもう一度振り返って思い出してみました。

 

その時は必死で大変な毎日でしたが、楽しかったんですよ。

そして、現場を終えて儲かって仲間と一緒に飲みに行けるあの感覚が好きなんですよね。

と考えた時に

これや!

と思いました。

 

会社の課題、やるべきことは色々ありますが、この

「稼ぐ」

という事にもっと執着してみようと考えました。

 

この考えは至ってシンプルで、成果を出すためにやるか、やらないかハッキリ答えも出ます。昔は、少ない社員でしたが今は違います。積み上げてきたものも大きくあります。

 

それが今の弊社にとっての最強の武器になると考えました。みんなで稼ぐことに集中して、利益を上げていけるようになれば…それこそ面白い会社づくりができて楽しい未来が待ってる!

 

そう思ったんです。

 

色んな施策を試みて複雑になりつつあったのではないかと思い、このタイミングでシンプルな評価制度に切り替え目指すものを1点に集中する事で組織が盛り上がる様にしていければと考えています。

 

このやり方が合っているかは正直わかりません。他のやり方もあるのかも知れないですが、現状を考えて私なりに最善の策になると感じています。

 

会社自体が

「儲けていける組織」

になった時にできる事の選択肢が大幅に増えます。面白い会社づくりは、その時に考えてすればいいのではないかと思います。本気で稼ぐ、儲けるをみんなが目指した時に私たちの組織は最強になっていると思います。

 

その筆頭になる人として、社員だけに頼らずに私も現場に出ます。現場に出て儲けていきます。今まで以上に忙しくなりますが、本気で「儲けていける組織」を作るために私自身が筆頭になり行動で見せていけるリーダーで在りたいと思ったからです。

 

最後に

いかがでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

今回の会社に対しての課題は、現場に出ないと気付けないことばかりでした。

 

現場が大変で社員にもストレスある現場にさせてしまった結果、現場に出る事になり課題にも気付けて…前向きに捉えて弊社はまだまだ未来がある組織だと再認識しました。

 

変わっていく、変化していく事で会社はドンドン成長します。成長過程において失敗もあると思いますが、それもこれも全部ひっくるめて「諦めずにトコトン向き合う」姿勢を貫いていこうと思います。

 

泥臭く社員にも、会社にも向き合い良くなる方法を探して行動していく。

 

これこそが私のモットーであり、最強の

武器です。

 

諦めの悪さとしぶとさは、日本中の誰よりもあると思っていますので弊社の次のステージである

「儲けていける組織」

を本気で作っていこうと考えています。

 

その筆頭に私がなり、爆速で伸ばしていこうと思っています。

 

是非、皆さんも温かい目で見守ってもらえると嬉しく思います。

 

 

次回は、来月にブログ更新を予定しています。

もしよろしければ、X(旧Twitter)でも日頃熱い想いを更新しているので是非見に来てくださいね。

ではでは、また来月お会いしましょう!

ご安全に!!

この人についての記事です

稲田弘樹
  • 特殊能力:激熱なにわ人情
略歴

創業2年目で1700万の大赤字/そこから本気で勉強してV字回復/生粋のなにわ魂/仲間に全力/心が折れそうな社員の家に1週間毎日缶コーヒーを届けにいくくらいに全力/酒の長さは人生の深さ/仲間となら無限に呑める/2人息子が好きすぎるなにわの電気屋社長

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