今回のBlogは、職人達が現場で何気なくしている事からお褒めの言葉を頂いた件について書いてみようと思います。職人達は「当たり前のことだから…」と言うかもしれません。でもこの当たり前が出来ることが本当に大事です。これが何事にも繋がる!だからこそあえて今日はこの事を書かせて頂こうと思います。
先日、このような社長のツイートに対して、コメント(リプ)を頂きました。おそらく、くれよんの職人といつも一緒に現場で働いていらっしゃるボード屋さんであると思います。頂いた内容を読んでみると…
「いつも現場でくれよんの方々が元気に挨拶をしてくれて、すごくいい対応してくださります!やる場所(作業する場所)が被った時も素早く作業場を譲ってくださりとても助かってます!」
この部分…
職人達は当たり前の事を当たり前にやっているだけ…という感覚かもしれません。現場を工期内になんとか終わらせる。そのために他社との関係構築や協力も必要になってくる。そんな背景から当たり前に業務を遂行しているだけ。更に挨拶は当たり前に日頃からやっている行為。そんな感覚だと思います。もしかすると、無意識にしているから分からない…と言われるかもしれません。そんな無意識でしていることがこうして周囲の方々に影響を与え、評価してもらえる…これぞまさに私たちが掲げている「色めく職人」そのものかなと感じています。
くれよんの色めく…これに関しては、関わる全ての人たちから憧れられている状態。となっています。感謝と憧れ、そして誇りに繋がる。
その第一歩目の感謝…この部分を日々の当たり前の行動から作ることが出来たことが本当に素晴らしいと感じています。
こうして職人達が行っている日々の正しい行動を見ててくださり本当にありがとうございます。そして、更に私たちに届けて下さりありがとうございます。今回のBlogを書くにあたり快く承諾していただいたことも感謝しています。その私とのやり取りの際にもおっしゃってくださいました。
「くれよんの職人さん達に対する思いをどうしても社長に報告したかった…こちらこそ、職人さんにはいっぱい迷惑をかけてますが、よろしくお願い致します。」※途中、文章省略しています。
こうして社長が見ていないところでも頑張っている職人達をちゃんと社長に届けたい!そう社外の方々が思ってくださること…本当に感謝でしかありません。人事・広報部が設立し一年。初めて職人達が他社の方から褒めて頂く声をリアルに聞きました。更に、このように後押しして頂けたこと…本当に嬉しく思います。職人である以上、職人として一人前になる。そんなことは当たり前なのかもしれません。でもそれ以前に人間として一人前にならなくては職人としても一人前には到底なれません。そう考えるくれよんだからこそ職人達が日々やっている行いが認めて貰えたことを嬉しく思います。またこれからもまた一人、また一人と認めて頂ける声を広げていくことが「色めく」ことに繋がる。そう信じてコツコツ地に足をつけ頑張っていきたいと思います。
【今回、こうして届けてくださった直也さん、本当にありがとうございました。】
ぜひ皆さん、直也さんの応援とTwitterフォロー、いいねをよろしくお願いいたします!
VISIONと聞くと凄くかっこいい!そんな印象を持たれるかもしれませんよね。実際、VISION達成をする為にはどんなことをしたら達成出来るのでしょうか?それは、本当に当たり前の事を毎日やるだけ!そう私は実感しています。
今回このblogでこの言葉が言える私の根拠(実体験)をお話ししようと思います。
過去にさかのぼり書いていきます。自慢がしたいわけでも何でもありません。この根本が私にはあるからこそ、様々な事をこれまでに達成してこれました。
だからこそ皆さんの何か気付きになればと…そして、目の前にある事をしっかりやる、地に足をつける大切さを知って欲しいと思い今日プライベートな事ではありますがこちらblogに書こうと思います。もちろんこれはくれよんのVISION達成にもヒントになる部分はあると思っています。ご覧ください。
私は高校生の時ダンス部に所属していました。地方にある一般的な公立高校のダンス部。唯一、一般的では無い部分としては、ダンス部が名門校だったこと。先輩方の努力と活躍のおかげで私達の代は本当に恵まれていました。ただそこには、ただならぬプレッシャーが併せてあったのは言うまでもなく…
入部当社は同期は70~80名程はいました。名前も顔も覚えていない位、本当に多かったです。そんな憶いた同期も夏の合宿までに例年20名程に減ります。その理由はこの後書く過酷な練習がありふるいにかけられるという感じです。
基本ダンス部がある中学校は地元に当時無く、全員がダンス未経験者。唯一私たちの代でいたのが新体操、器械体操、バレエを習っていた人が4~5人です。その他全員ド素人!もちろん私もド素人のその一人。こんな素人集団が全国大会で戦いたい。そして全米選手権大会に行きたい!そんな夢みたいなことを言っていたんです。
言ってしまえば「全国大会で戦いたい。そして全米選手権大会に行きたい!」これがこのチームのVISIONでした。この後からはあえてVISIONという言葉を使わせて頂きます。当時はVISIONなんて言葉は使っていませんでしたがここではあえて使いますね!
入部中は練習の嵐です。1年間365日ある内の360~362日位体育館です。朝練、昼練、部活…とあり、お昼ご飯は授業の合間の10分休みに小分けに食べる。そんな毎日の生活です。あまりにも激しいため体力もついていく事が大変で夜20:00には寝落ちしている…そんな時もありました。夏と冬の合宿ともなれば、本当に悲惨過酷でした。1年目の合宿でふるいにかけられる…そんな合宿なんです。当時の合宿のスケジュールを3泊4日の内、初日から翌日朝までを書きます。
9:00~12:00 AMの練習(休憩なし)
12:00~13:00 昼休憩
13:00~18:00 PMの練習(休憩なし)
18:00~20:00 夕飯兼宿舎準備と自由時間
20:00~27:00 夜練(休憩なし)
翌朝6:00~8:55 朝食…掃除、練習準備
翌朝9:00~ AMの練習(休憩なし)
そんな3泊4日なんです。
驚きますよね?信じがたいですよね?w
これだけ見るとやりすぎとか、パワハラとか…色々言われてしまいそうですが、メンバー誰一人としてそんなことを今でも思っていないのが本当に凄い集団だったな…と今自分で言うのもなんですが感じます。
こんな生活を送っている環境ですし、想像通り規則もかなり厳しかったです。その頃のダンス部規則を少し書きます。
髪の毛は舞台に上がる以上ポニーテールが出来なくてはいけない為ロングヘアーであること
髪染め禁止
舞台以外の化粧禁止
学校指定の内履き靴紐はダンス部のみ白
体育教官室の掃除はバスケ部とバレー部とダンス部がする事 等
本当に多くの規則がありました。
こんな規則の中、過酷な毎日を3年間送った結果…
私たちは全国大会BEST4賞を受賞、全米選手権大会で部門1位と4位、総合3位を受賞しVISIONを達成させました。
え?って感じですよね?なぜなら特別な事は何もしていないから。
確かに、尋常じゃない位の時間を費やし、努力はしました。でもそれは自分たちのレベルが低かったから。そして何かスペシャルなレッスンを受けたわけでも無ければ、スペシャルなコーチや監督がいたわけでもありません。なんなら公立高校のダンス部です。
私たちがやっていたことは、日々謙虚に、感謝をしながら監督や先輩、同期、時には後輩からも指導を受ける。毎日目の前にあるハードな練習をただただ全力でこなしていた。それだけなんです。
規則にもあるように、化粧も禁止、髪染めも禁止、オシャレなんてできません。そんな私達が全国大会に行けば「〇〇学校のダンス部さんですか?握手してください!」とキャーキヤー言われました。当時私はこれを言われた時、「え?私?え…間違いじゃないですか?」って思いました。
そして、世界大会の出場決定当日朝には世界情勢の影響もあり学校の校門に地元TV局が張り込んでいたり、密着取材として世界大会まで同行していただいたり、夏のチャリティーイベントでは地元で一番大きな舞台ホールでのチケットが開始と同時に売り切れになったり…そんな感じで当事者の私たちにはよく分からない現象が勝手に巻き起こっていました。本当に感謝しかないです。
そして改めて最後に伝えたいことを2つ書きます。
①私たちが自らアピールをして、このような現象や座を得たのではない
②特別なことは何もしていない
というこの2つをヒントとして書かせて頂きます。
長くはなってしまいましたが、これがVISION達成する為の私なりの根拠(実体験)となります。
長い文章をご覧いただき、ありがとうございました。この経験は私の人生の内にある、たった1つの出来事でしかありません。他にもこの原理を活用し、いくつか結果を残せた事実があります。だからこそ根拠として持っているというのが私の現在です。
凄いとかどうとかそんな事が言いたいのではありません。あくまでも「1.職人達の日頃の行いが実った瞬間!」に記したことがVISION達成の第一歩であるということを伝えたく、私の経験を書かせて頂きました。
特別な事なんていらないのです。目の前の事をコツコツと懸命にやっていたら、いつか魅了される人間になれます。カッコつける必要もないし、こんな凄い事をしてるんだぞ!なんていう必要もありません。事実としてしっかりとやっていたら、周囲が見て分かってくれます。そして、いつか勝手に伝え広めてくれます。それを私はこれまでの人生で何度も実体験してきました。だからこそ自信をもって言えています。
今回、職人達がこうして言って頂けたことに自信を持ち、更により良い人間になれるよう従業員一同精進していきたいと思います。今後ともくれよん一同よろしくお願いいたします。