BLOG

ブログ

  1. TOP
  2. ブログ
  3. 人事広報部が立ち上がり1年…今思うこと
#広報・人事

人事広報部が立ち上がり1年…今思うこと

今回のBlogは人事広報部が動き出し、丸1年が経ちました。そんな今これまでを振り返り色々と書いてみようと思います。色々あったし、色々言われました。これは「いい事」も「悪い事」も。様々な日々を振り返りつつ、今を書いてみようかな…と思います。この業界の人事兼広報の0→1を知ってもらえたらと思います。

まず初めに、ご覧いただいている皆さんは既にご存じだとは思いますが、一般的に言われる人事と広報の仕事についてを改めて書いてみようと思います。今回、こちらを書くにあたり引用させて頂いたのは「キャリアガーデン」さんになります。掲載している内容から抜粋して書かせて頂きますので、もっと詳しく見てみたい!という方はぜひ「キャリアガーデン」さんをご覧ください!

【人事】

従業員の採用や教育、配置、評価、報酬の分配などに関わる業務に携わる仕事。組織を運営するために必要不可欠な人材について、その採用や管理を担当する。主な業務内容は大きく分けて4つ。

・採用→新卒・中途の採用戦略を考え、採用活動をする。

・教育→社員に対する研修や、新入社員に対する教育を考える。
(各部門のマネージャーと相談しながら、全社や個人の教育計画、キャリアについて考える)

・人事考課→社員の働きぶりに対する評価に関わる業務。
(自部門以外の社員を直接的に評価をすることはなく、評価方針や評価項目、制度設計、評価者への研修など)

・労務→労働環境の設計や管理を行うのが労務の仕事
(勤怠管理や労働時間の管理、給与計算、社会保険や福利厚生に関わるさまざまな手続きを行う他、労働規程など社内の労働者に関するルールの作成や管理を行う)

【広報】

企業や商品、サービスなどの認知度を上げ、ブランドイメージを高めるための情報発信を行う仕事。企業の公的な情報を発信し、外部の関係者との関係作りを行っていく役割を担う。主な業務内容は大きく分けて3つ。

・PR→テレビや雑誌などのメディアへの対応など。
(PRではメディアに取り上げてもらえるように戦略を練り、報道機関向けに多くのプレスリリースを作成するなど)

・IR→IR(Investor Relations)は株主や投資家に向けた広報活動をする。
(企業の財務状況や経営戦略、事業展開、役員の交代といった投資の判断基準になるであろう情報を、株主や投資家に対して正確に伝える)

・社内広報→社内広報は、社内の動きについて社員向けに行われる広報活動をする。
(規模の大きな会社ほど、社内で何が起こっているのか、他の社員や部署がどのような活動をしているのかわかりにくくなるため、社内報やメールマガジン、イントラネットなどの手段によって情報を共有する)

これらが主に一般的に言われる人事と広報の仕事です。
1年前は人事や広報の必要性自体を従業員はまだまだ理解しきれてない状態であったり、会社自体もまだまだ走り出したばかりで、一般的な業務として挙げられた事柄全てが出来る所まで来ていない…そんな未熟な状況でした。今もまだ当時と変わらない…そんな部分はまだまだ沢山あるかとは思います。

その中で始めに取り組んだのは、採用と情報発信をするためのツールの1つであるこのコーポレートサイトの作成でした。採用に関しては微調整や軌道修正を行いながら通年で行っています。当時は社長が行っていた仕事を引き継ぐ…というところから始めました。正直、こればかりは正解が無いので必死に考える事しかなく、経験が無い私はこれで本当に採用できるのか?と常に考えるしかありませんでした。世の中にはありがたい事に採用の流れや現在の流行、採用時期の目安など情報は沢山あったり、仲良くして頂いている方からも多くの事を教えて貰い参考にさせて頂いていました。これに関しては今も同じですけどね!

そしてコーポレートサイトの作成は、公開日を9月4日のくれよんの日と定めていたこともあり、結構時間的な負荷をかけながらやったのを覚えています。色々トラブルはありましたが公開出来、こうして色々な情報発信の場が増え本当に良かったな…と思っています。それに併せて取り組んだのは、認知活動の一環で行っていたイベントですね。年間で本当に多くの交流会イベントをしましたね。どんなイベントをしたかを記してある過去Blogがあります。良かったらそちらもご覧ください!コーポレートサイトが完成してからは毎週火曜日のBlog更新。これに関しては一から毎回題材を考えてコツコツ書いていくという本当に地味でありながら結構な負荷を要する仕事ですね。私のように文章を書くことが得意ではない人はある意味いい練習にもなりますが、1つのBlog更新が終わったと思ったらまたすぐ次週のBlog作成期間…と1週間でBlogが頭から離れることは1日か2日位ですね。こんな状況を救ってくれているのが「毎週楽しみにしています!」という皆さんの声なんです。本当にいつも救われています。ありがとうございます!毎回、拙い文章なのにもかかわらず本当に感謝いたします。

教育に繋がる部分では「新卒採用に関しての研修や社内の教育」ですね。ここは正直、今後も続く終わりのない事かとは思います。毎年毎年、入社して頂ける環境はとてもありがたい事である中で、その為の準備や整備はもっと重要な事になります。くれよんに関しては初の新卒採用という1年だったからこそ、どんな事が巻き起こるか分からない1年を送ってきました。そして、今年から2年目、たくさんの課題に直面しそれらを乗り越えていく時期に入ってきたな…と感じています。
今まではなんてことなかったような事や、ちょっとした事…と思っていた事が結構大きな影響を生む。自分にとっては何の気なかった一言が敏感に反応されたりする。そんなことは当たり前にどの会社でもありますよね!?事前に「やめといた方がいい!!」と指摘があったとて、人は痛い目に合わないとか分かれなかったり、その現実に直面しないと分かれない生き物だったりするんですよね。そんな日々がきっとここからの数年間は訪れていくのだと思います。いかにこの痛みを事前に防げるか!これに尽きると思います。
更に、これまで後輩が定期的に入ってくる環境が無かったくれよんです。自分の成長とは全く別軸で物理的に先輩になっていくという環境が生まれます。その環境下において先輩たるものどうあるべきか?何をしていかなきゃいけないのか?そういった自発的な考えが本当に重要になり今後の採用のキーになってくると感じます。私がいちいちガミガミ言ってる事の本質が伝わり、当たり前でしょ!という感覚で全員が出来ているそんな日が来た時…少なくとも今以上に良い会社になってると私は思っています。

また、新卒分野では1年目からある意味「良い課題」にぶつかったな…と思っています。それが「内定辞退」という事柄です。当時は会社の事から自分の事、同期と言われる新卒メンバーのこと…本当に考えました。今私が会社に対して伝えている事や課題だと感じている事と根本的な部分が同じこともあります。そう思うと考えるチャンスを頂けたいい機会だったな…と個人的に本当に感謝しています。

中途採用に関しては正直結構ガラッと変わったのではないでしょうか。経験者採用に関しては技術職であることもあり本当に難しいです。何なら経験者の分母それ自体が少ない業界です。そんな少ない分母で更にくれよんの求めるような方から来ていただかなくてはいけないのです。正解なんて無い事柄で、ここは引き続き試行錯誤しながらの永遠の課題かなと思っています。
一方で、未経験者採用に関してはありがたい事にエントリーが頂けている状態です。しかも採用コストをかけずに。これは本当に有難いです。実は現在、くれよんは「未経験の中途採用」を一時的に停止させて頂いています。その理由としては迎える体制強化中である為になります。1年前迄はなかなかエントリーも来ず、エントリーして頂いた方は基本全員採用!そんな会社だったそうです。現状をお伝えすると、協力会社さんの採用アシストまでもさせて頂けています。本当に感謝しかないです。ただ、ここがまた一つのくれよんの課題なんです。くれよんで全員を採用できる会社になる事!これは1年前とは違った意味での「エントリーして頂いた方は基本全員採用!」が出来たら最高だろうなと思います。「くれよんで働きたい!」と思ってくださった方、全員の可能性をくれよんで活かせる。そんなな会社になった暁には会社全体にも大きな影響を及ぼすことになると思います。こうなる為にも日々頑張っていきたいと思います。

今回ここに記している事柄以外にも給与の計算に関わる資料作成や労務的な業務、他社とのつながりの構築など人事や広報としての仕事に併せ会社にある名もない業務など仕事は様々です。先にあげた一般的な人事や広報の仕事とは違うかもしれませんがナンダカンダ幅広くさせて頂いています。振り返ると色々あったよな…と思いつつ、もう覚えてないな…と思うようなこともあります。

来た当初は正直、社長がどんな事柄を求めているのか、どうアピールしていきたいのか、将来どうなることを求めているのか…など探り探りな中やり取りを行ってきました。関わる皆さんに迷惑をかたり、行き違いが生まれたりしたこともありました。社長がやりたいことが出来ない状況である為それをする為にしなくてはならない事を提案し実行させることが出来るまでの苦労は本当に大変です。社長と従業員のパイプ役…そんな事を任され本当に有難くも本当に難しい任務だと今でも感じます。「なっつんはよくわからんけど何かしてる奴!」というように皆に思って貰えるまでが本当に長い道のりで、実感としては最近になりようやくこの仕事をなんとなくでも分かってもらえて来たかな…と感じれるようになりました。人事や広報という仕事やバックオフィスの仕事自体が、目で見て分かるような効果や成果を生みにくい職な上に、これまでこの職が無く、必要としてこなかった会社や業界の従業員からしたら、そりゃ理解もしがたいわけです。何も分からず「必要だ!」なんて思う方が大変ですしね。

人事の中でも採用は「採用が出来た」からといって「成功なわけではない」です。この先一段と活躍できる、そして会社が求める人材にいかに成長させれるか、そしてなんと言ってもくれよんで働いていたい!とどれだけ思って貰えるのか…本当に入社した後も続きます。だからこそ、どんなに人事だけが頑張っても難しく、会社全体で取り組んでいかなくてはいけない課題が採用かなと実感しています。従業員の行動や発言であっという間に崩れてしまう…そんなことは結構どの会社にもありますからね。だからこそ、会社全体が課題解決に取り組める環境を整えることも人事の仕事の1つであり、くれよんもこれから一段と強化すべき所だなと感じています。

最後になりますが、この業界の人事や広報をしてみての率直な感想を書こうと思います。これは包み隠さず書きますね。
率直に言うと、結構大変でしたこの1年間。大変というよりか「辛かった」という言葉がしっくり来ます。仕事内容自体は、そんなに大変なことは正直そうそう無いというか…どの会社でもどの職でも同じ位大変です。でも、違ったのは「精神的」な部分です。これに関しては本当に辛かったです。先にも書きましたが「私が…」とかじゃなく、そもそもこの職種自体が必要という認識が薄い、もしくは無いというところからのスタートで且つ「この職を必要と思わせることが私の仕事!」と言われてきたからではあります。自分が関わる職の必要性を自分で伝えていく行為程、説得力が薄くなるそんな事と戦いながら。1年たった今…少しは成果と思って貰えるような事柄もちらほら出せてこれ、少しでも思って貰えているとするならば、この辛さも報われるのかな…とは思っています。

今後、いつかこのポジションに仲間が加わる…そんな日が来るとしたら、それは嬉しい事であると同時に、会社として人事や広報というようなバックオフィス業務を重要職種として認めて貰えた証拠でもあるのかな…と思います。職人さん達のように目に見える利益を持ってくることは確かに出来無い。それがバックオフィスという仕事です。でも、その利益を生み出して下さる方々を導いてくる、そしてその方々が利益を生み出す為のアシストをする仕事がバックオフィスの仕事だと私は思います。職人という仕事や営業という仕事で私自身が会社の利益生み出す仕事をやらせてもらってきた十数年があるからこそ、こうしてどんな仕事も認めたり、理解することができ、その職の良さを思うことが出来る自分でいれてると感じています。

未経験で人事や広報をしてみて、型破りな人事と広報であるかもしれません。でも、経験者じゃなくても一生懸命考えたらやるべき事は見えてくることに関しては、未経験でこの仕事をしたからこそ言える事だと思います。とはいえ、一人で全部をやったわけでもありません。アドバイスしてくださる方々や相談に乗ってくれる友人、そしてなんだかなんだ言っても「よくわからんけど何かやってる奴!」と認めてくれてるくれよんの仲間がいるから何とか1年を迎えれたんじゃないかな…と思います。基本私は失敗しかしてません、でも失敗が成功に繋がるように考えてきた。重くて潰れそうな荷物を抱えている事もありますが、それもいつか私自身の財産になったらそれはそれでありかな!と客観視している自分もいます。自分が壊れない程度に、しっかりと考え前に進んでいけたらいいなと個人的には思っています。

株式会社くれよん、人事広報部2年目に入りました。引き続き、皆様よろしくお願いいたします。

この人についての記事です

朝妻奈月
  • 特殊能力:炸裂の母性
  • 入社年度:2022年
略歴

青春をダンスに捧げたガチダンス女子/成績は日本2位&全米3位/卒業後は名門レストランでシェフの道へ/でも甲殻アレルギーで挫折/負けん気で営業へ転身/多方面で圧倒的営業成果を確立/おしごとメディアの創設者/稲田の唐突な誘いに即答し東京からくれよん広報人事担当に就任

電気のことでお困りの際は
気軽にご相談ください

電気工事のご依頼・ご相談はこちら

0721-23-5658

受付時間平日9:00 - 17:00