皆さん、こんばんは。
いつもくれよんのブログを読んでくださってありがとうございます。
少しでも多くの人に「電気工事士」のことを
知ってほしいと言う想いから
うちの会社で続けているくれよんのブログ。
65記事も書かせてもらうことができました。
様々なテーマを取り上げて発信していますが
今回のブログテーマは…ズバリ!「電気工事士の年収」についてです。
職業を決める時に欠かせないのが収入面ですよね。
職種によって収入に違いはあると思いますが、給料は重要な項目の1つだと思います。
少しでも多い収入を得たい!と思うのは
多くの方が思うことかもしれません。
実際に電気工事士の年収とは?
私なりの考えをまとめてお話できればと思っています。
電気工事士という職業も知らない人も多いかと思いますが、厚生労働省の発表では平均年収は約462万となっております。この数字は年間賞与なども足した数字でもあります。
全国の平均年収は461万なので、平均値よりは少し高いくらいなのかな…と思う方も多いでしょう。ただ、電気工事士としての年収は所属する会社によっても差が激しいと思います。
▼全国平均の年収 ※国税庁より
その昔、職人としての日当が6,000円とも言われた時代があります。一人前になれば日当20,000円になる職人さんもいます。実にその差…3倍以上!そのくらい仕事ができる職人さんとできない職人さんとの差が大きかったと思います。
その背景もあって、なかなか電気工事士の年収が上がっていないのが現状かと思います。
どうしても経験や技術が物言う職業になってきますので、一人前になってやっと年収が上がってくる仕事だと思います。すぐに一人前になれる職業ではないので、我慢強く仕事を覚えていかないと平均以上になれないのが現状です。
年収を上げるために、所属する会社から独立して一人親方になる職人さんも珍しくありません。そのため、建設業界や電気工事業界では独立して会社を辞める人も多くいます。
うちの会社では、将来的には平均年収500万以上。年収1000万円プレーヤーの実現など。目標としている将来像はたくさんあります。この業界の発展にも大きく関わってくるのが「年収」だと私は感じています。
電気工事士に憧れて、この職業に就きたい!と思う人は激減していると感じます。その中でも、やりたい仕事、なりたい職業、と言った「憧れられる仕事」に変換していかないといけないと私は思っています。
仕事は年収だけではありませんが、収入とやりがいは表裏一体だと私は思いますので、収入もありやりがいもある職業へと変化させていけるように会社づくりをしています。
ただ、この年収は現時点での数値です。
将来的には間違いなく年収の数字は上がってくると思います。
その理由は…「人材不足」の加速によるものです。
実際に電気工事士はどのくらい世の中に存在してるのか。年々、職人の人口は減り続けています。
▼電気工事士の人口
この推移を見ていると年々下がり続けていますよね。
職人の高齢化と、若手の入職者の減少により年々減少し続けているのが現状です。
ただ、あくまでも私の考えですが
「人口が減る=希少価値が上がる」と考えています。
希少価値が上がれば必然と価格は上がります。
職人単価も向上してくると考えています。
この「希少価値が上がる」が私の思う年収アップに繋がると確信しています。
業界的には人口減少は非常に大変な問題ですが、選ばれた一人前の職人さんは非常に年収が上がる未来がある。そして、社会のインフラを支えていると思える誇りも生まれる。簡単には習得できない技術だからこそ、やりがいも感じる。
このように相乗効果により、電気工事士の将来性に惹かれて「なりたい職業」へと変化する時が来ると思っています。
間違いなく電気工事士は需要があります。
あまり認知されていませんが、必要不可欠な職業でもあります。皆さんの生活を支えている大切な電気を安心安全に使えるように工事しています。
昔ほど電気工事士の人口は増えることはないと思いますが、逆を言えばチャンスでもあると感じます。2~3年では一人前になれないですし、少なくても一人前になるのに3~5年はかかります。
自分の頑張りひとつで、4倍にもなる可能性を秘めている職業が電気工事士です。
私が「電気工事士には将来性がある」と感じている理由は、大きく分けて3つです。
1つ目が…
人口知能(AI)やロボットに代替できない仕事の1つだからです。
IT技術の素晴らしい発展により、様々な物が自動化されていきます。昔では考えられなかったこともドンドン自動化され、日本人の人口減少、少子化に伴う仕事の効率化としてIT技術が導入されています。
しかし、電気工事士はそういう訳にはいきません。
ある程度の自動化は実現すると思いますが
職人さんが行う仕事は自動化できないのです。
野村総合研究所のデータでも「人工知能やロボット等による代替可能性が高い100種の職業」には電気工事士は含まれていませんでした。電気工事は簡単な仕事ではないと言うことです。
2つ目は…
失業のリスクも低く再就職しやすいからです。
「職人=手に職」というイメージはないでしょうか?
まさにここだと思います。一回習得した技術は一生ものです。
電気工事士には、第一種電気工事士と第二種電気工事士という資格があります。どちらも国家資格であり習得すれば一生自分の技術になります。なおかつ、人材不足の業界でもありますので各企業からのニーズは絶大にあります。人手が欲しい企業ばかりなので、職人側が企業を選べます。
無資格、未経験でも70%以上の企業が人材を確保したいと思っています。そのくらい人材不足です。
電気工事にもジャンルがあり、様々な仕事があります。ビルのメンテナンス、工場や商業施設、情報通信業界まで。各企業が電気工事士を必要としています。需要が非常に高いので、働く人にとってはいい条件が揃っていると思います。
つまり、職を失うというリスクがほとんどありません。
この魅力が年収にも繋がり、業界の平均年収はドンドン上昇していくと私は確信しています。
3つ目は…
必要不可欠な仕事の重要性です。
世の中の様々な仕事を考えてみても「絶対に必要な仕事」はそこまでありません。
必要不可欠な仕事を「エッセンシャルワーカー」と言いますが、私たち電気工事士もその属性に入っていると思います。生活インフラの維持、管理、修繕など。皆さんの生活に欠かせない電気を扱える大切な職業です。
最近では、エッセンシャルワーカーの仕事が注目されているという話も耳にします。なぜ注目されているのかというと、新型コロナウイルス感染症が大きな原因になっています。
新型コロナウイルス感染症によりオンライン化が加速しました。
しかし、皆さんよーく考えてみて下さい。
オンライン化するのに何が必要か…
インターネットが繋がってないとオンライン化できません。
インターネットを繋ぐためには?
自宅までインターネット回線を引き込む工事が必要です。
引き込んだインターネット回線を動かすには?
電気工事が必須になります。
環境を整えるのにまさに電気工事士が必須になってくるんですよね。
だからこそ、私はこの職業の重要性を感じました。
エッセンシャルワーカーは、福祉や医療だけではありません。
社会生活を支える必要不可欠な仕事が、電気工事士にも存在しています。目に見えてわかりにくい仕事であるのであまり注目される事もないですが、私たちは社会生活を支えていると誇りを持って仕事をしています。
いかがでしたか?
電気工事士の年収についてお話してきましたが、ご理解いただけましたでしょうか?
最近では、学生でも電気工事士に対しての関心が高まっているデータもあるみたいです。
電気工事士の需要が高まり、収入に大きく関わってくる未来は必ず訪れます。
この際、あなたも電気工事士を目指してみてはいかがですか?
私どもの仕事に魅力を感じた人はお問合せくださいね。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
これからも電気工事士が輝く未来を作っていくために頑張っていきます。
温かい目で見守ってもらえると励みになります。
是非、私の発信しているX(旧Twitter)もフォローしてもらえると嬉しいです。
では、また次回3/19(火)にお会いしましょう!
ご安全に!