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#採用関連

離職率ゼロを目指す会社づくり

皆さん、こんばんは。

いつもブログを見ていただき

ありがとうございます。

このブログ更新も現在は2週間に1回のペースで更新しています。第2、第4火曜日の20時に更新していますので引き続きお楽しみにしていただければと思います。

4月になり、世間では新卒生が会社で新たな日常を迎えている頃かと思います。会社側の方では、新人研修や講習など、新しい人に対しての教育を頑張っている頃ですよね。

新しい会社で頑張るぞ!と意気込んでいる新卒生も多い中、世間一般で言われている「五月病」も始まってくる時期ではないでしょうか?

せっかく教えた新人を離職させないためにも、会社側ではあらゆる努力がなされていると思います。

特に、「入社3ヶ月以内」は辞めやすい時期でもあるので、一回目のターニングポイントが夏までだと思います。

その中で、うちの会社が考えている「離職率ゼロを目指す組織づくり」を今回のブログテーマにしています。

完全に離職率ゼロは目指せません。

必ず辞める社員は出てきます。

ですが、辞め方や辞めてからの関わり方など。工夫次第で組織は変えていけると信じていますし、これからの時代は「人との向き合い方」が大きなポイントになると確信しています。

一昔前みたいに、高収入=いい会社という訳ではありません。

・社内でのコミュニケーションの取り方

・会社と社員の向き合い方

・社員の評価基準と理念浸透率

・社内の福利厚生の充実度合

・仕事とプライベートの共存

・働きやすさ、働きがい

など。項目を出していくとキリがないですが、いっぱい課題が企業側にはあるかと思います。企業としては、利益も出し続けないといけない状況の中で、会社の発展も視野に入れて事業計画を考えていかないといけません。

「人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、あだは敵なり」

という名言もありますが、やっぱり企業からすると働いてもらう社員を大切にするのは、これからの時代には必須になると感じています。

この点も含め私の会社で行う取り組みや、考え方など。少しでも皆さんのお役に立てればと思います。

私の会社で取り組む内容としては

大きく分けて2つです。

社員の個性を活かす

個性を活かすために何が必要なのか。どうすれば個性が活かされるのか。このポイントに真剣に向き合ってみました。

▼VISIONマップ(VISIONの部分のみ)

個性を活かすを体現するために必要な事は、社員を大切にすることです。私が考える大切にするとは…ヨシヨシしてあげたり、褒めたりする大切ではありません。

その子自身の特徴、特性をしっかり見極めて、最適な環境を作り成長するまで支えてあげることです。

丁寧にしっかり教えるのが、正しいとは思いません。時には厳しく、時には優しく。本人を理解してあげることが、大切にすることへ繋がってくると思います。

成長もせず、ただ丁寧に扱ってもらっているだけでは本人は居心地がいいかも知れませんが、それ止まりです。

1人ひとりが独立した個性(カラー)を身に付けていくには、辛いこと、しんどいことも必要です。乗り越えていかないといけない壁をしっかり後ろから見守り、支えてあげることが私の思う「大切にする」です。

この「大切にする」というのがヒントですよね。

人との向き合い方に会社の個性や社風が出て、会社の考えている「大切にする」がしっかり言語化できていることが初めの第一歩ですよね。

そして、尚且つ言語化できているのが社員に浸透し、体現できていることで人が集まり離職率ゼロに近づけていけると私は確信しています。

評価と教育と収入

この部分に関しては、主に個人の主観に着目しています。

会社から必要とされていると思えて自分がこの会社に存在する意味を理解できるようになります。また、良いことも悪いことも認識して共有することで会社と社員の理解が深まります。

そのためうちの会社では、年3回の賞与を出しています。査定は、4月、7月、11月に行い会社の求めること、本人の頑張ったことを評価するタイミングを強制的に作っています。

ここでしっかりとお互いの理解を深めて次に活かす!全社員と面談の機会を設けて向き合う大切な時期です。

▼新卒、未経験者用

▼経験者、職長用

ここまでやっている電気工事会社は私の知る限りではいません。評価するのは相当な労力もかかります。

ただ、これは私のポリシーですが…

しんどい、辛い、大変という理由で「やらない」を選ばないようにしています。

良くなること、いい方向にいくことは、どんなしんどくても、辛くても実行する!あとは実行してから反省点を見出し、よりいい物へ変化させていく。

相手も人です。人が人を評価する訳なので、ここまで相手のことを真剣に考えて向き合われて嫌に感じる人はいないと思います。

上司、部下とのコミュニケーションが取れて、技術的な成長だけでなく一緒に成長することできる。

お互いの時間を共有することで関係性がより一層深まると思います。

電気工事士の技術は一朝一夕では身に付きません。一人前になるのに、早くても3年は必要です。

上司は、部下が活躍できるように必死に教えます。部下は、上司の期待に応えられるように頑張って努力します。

お互いが電気工事士の技術習得に使う時間は、友達関係よりよっぽど濃い時間を過ごしますよね。そうやって一緒に過ごす時間が離職率を低下させていくカギになります。

▼未経験者スキル育成ガイドライン

人間関係が離職理由の人もいっぱい見てきました。関係性で悩む社員は多いんですよね。

教育した社員が成長し、実績をあげて評価される。評価されることで自分の自信にもなり、次へのモチベーションアップに繋がります。

教育において、この「過程」が一番大切なポイントです。過程を過ごす時間の積み重ねが多ければ多いほど、会社を辞める選択肢は限りなくゼロになってくると感じています。

高収入だとイヤな仕事でも我慢して働きますよね?

収入がいいとは、それほど魅力があります。ただ、うちの会社の考え方としては、イヤな仕事を我慢してする感覚は持ってほしくありません。

職人としての「誇り」を持ってほしい。そこを収入と比例させていける会社にしたいと考えています。

仕事の職業の話ですが、最近はエッセンシャルワーカーが注目を集めていると耳にする機会が増えてきました。

エッセンシャルワーカーとは

「生活必須職従事者」とも呼ばれます。

この世の中から電気が無くなると、皆さんの生活が困りますよね?夜になって電気が点かないと何もできないですよね?

私たち電気工事士は、インフラを整えている必要不可欠な仕事です。ただ、エッセンシャルワーカーの人たちは世の中に当たり前にあるので注目される機会がほとんどありません。

そして、エッセンシャルワーカーの人たちのもう一つの要素として、あまり収入がよくありません。

私はここを変えたいんです。うちの会社の中期目標に「年収1000万円越えの社員を2名作る」と掲げています。

私の個人的な意見ですが、世の中の平均年収より多くあって当たり前だと感じています。

収入がいい会社だと辞めたいと思う機会も減ると思います。ただただ年収をあげるだけでは意味がありませんが、年収を上げることで魅力ある仕事として認識してもらえるとこれほど嬉しいことはありません。

何より収入は、人の根柢のモチベーションにも繋がります。いい年収をもらっている会社を辞める人はあまり見ませんし、収入がいいのは離職率の低下させていく大切な要素の1つです。

いかがでしたか?

うちの会社の取り組みを少しでも理解してもらえたら嬉しく思います。

今回のブログテーマは

離職率ゼロを目指す会社づくり

として記事を書きました。

離職されない会社ももちろん大切ですが、電気工事業界も離職率の高い職業です。

そして、最大の業界の課題としては…

人手不足です。

職人の高齢化が加速する中、電気工事士を目指す若者の人数が圧倒的に減りました。離職率を下げていくことでこの業界課題も少しは軽減できればと私は考えています。

電気工事士を憧れて目指す人が増えるために、うちの会社のできる限りのことは全力で取り組みます。

うちの会社でも、今年の1月から考えると20代の若者が3名入社してくれています。

しっかり向き合い、しっかり育て上げていきたいと思っています。

温かい目で見守ってもらえると嬉しいです。

ではまた

次回、4/23(火)にお会いしましょう!

ご安全に!

この人についての記事です

稲田弘樹
  • 特殊能力:激熱なにわ人情
略歴

創業2年目で1700万の大赤字/そこから本気で勉強してV字回復/生粋のなにわ魂/仲間に全力/心が折れそうな社員の家に1週間毎日缶コーヒーを届けにいくくらいに全力/酒の長さは人生の深さ/仲間となら無限に呑める/2人息子が好きすぎるなにわの電気屋社長

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