入社2か月で任されたEVENT。正直どうしよう…という感じでした。土地勘の無さ、人脈の薄さ…もぅ「ひ~!!」というような中で開催した『なにわの電気屋present’s真夏のBBQ大会』について今日は広報のなっつん目線でイベントを振り返っていこうと思います!EVENTの裏側…まではいかないと思いますが、こんなこと考えていたのか…という視点で見て頂けると嬉しいです。
本当に急な始まりでした。
社長が「夏だしBBQやろや!」と言ったことから始まりました。
まさにくれよんらしい唐突な始まり方です(笑)
更にそれを実際にやってしまう辺りがなんともくれよんだなぁ…とEVENTを終えた今…改めて私は感じています。
このEVENTの話が上がった時、EVENTの意図を私は社長から聞いていませんでした。
「まぁ夏だしやるか!」といった感じなのだろうな~!位にしか正直私は思っていませんでした。
でも、そうではないことを社長の一言で知るのです。
くれよんに広報部が出来て3カ月、なっつんが関東から関西に来て2ヵ月…そのお披露目としてこのBBQのEVENTをやる!
社長が考えたこのEVENTの想いを知った時、社長が私たち従業員に対して思う気持ち、そしてくれよんに対しての期待…それらを感じたら本気で成功させなくてはいけない!と思いました。
EVENTの成功って何をもって成功なのか…ここは本当に難しいと思います。
なので私の中での成功を下記3つに定めて準備に取り掛かりました。
これが決まれば後は実行のみ!どうしたら達成できるか、どうしたらそう思ってもらえるかを具体的に考えてやるだけです。
とはいえ…結果的に40名弱の人数を束ねることになるなんて…この時には1ミリも思っていない私なのでした。
本当に準備に関しては時間も手間もかけました。まず初めにやった事は会場の確保とおおよその人数設定。関西の土地勘がない私は本当に会場1つ決めることに苦戦する。なんならその場所がどのエリアにあるのかすら分からない私です。本当に社長におんぶにだっこ状態…広報として本当に情けない。社長サマサマ…頭が上がりませんでした。そんなこんなで決まった場所はTHE BBQ GARDEN in てんしば i:na(イーナ)。人数はおおよそ30名!と決まり、ようやくスタートしました。チラシを自分で作成しTwitterで呼びかける…その時に作成したチラシがこちらです。
そして、実際に参加者集めに取り掛かりました。
関東から来たばかりの私に関西の知り合いはほんの一握り…全員にDMを送りました。お盆明け一発目の土曜日ともあり、ことごとく断られました。私の知り合い…9割の方にリアルに断られました。自分に期待をしていたわけではないし、そんな集客に自信があるわけでもなかったけど…さすがに凹みました。そんな私を見て社長は「俺が集めたる!!!」と力を貸してくれたんです。社長が皆さんに連絡をしている間に私は参加者を管理するためのフォームを作成しました。30名という人数…口頭だけでは難しい。言った言わないを出してはいけない。そして、来ていただいたのに席がない…これだけは本当に避けなくてはいけない事。だからこそ皆さんからひと手間っを頂戴し、フォームでの参加申込で管理させていただく事にしました。
社長が皆さんに声を掛けてすぐ5名10名…みるみるうちに参加希望者は集まりました。あっという間に予定の30名は集まりました。100名以上の方々と直接お会いしてきた社長のすごさを目の当たりにしました。本当に社長には感謝しています。ただそれと同時に自分の声の届かなさに直面し本当に課題は山積みだな…と感じました。
社長のおかげで困難に思えた集客ができ、30名程の方からご希望を頂いた8月9日時点で参加募集を終了しました。実はここからが本当に大変でした。1番大変だったことについてとその理由を書いてみようと思います。
「人数の増減」が常にあったこと
(それによっての影響)
→席の確保(店舗ではなく本部に連絡しなくてはいけなかったこと)
→秘密で作成していた手紙の作成に影響が出たこと
→お土産の個数も定まらず、発注に影響がでたこと
EVENTは人数調整・参加者の管理は本当に大変!と知りながらもこんなに大変だとは思いませんでした。何なら私の知らない人ばかり…私の声が届くわけもなく…
これも広報としての試練であると思いつつ、言いたくない事も言わなくてはいけない日々…本当に切ないなぁとも感じていました。
せっかく社長が「やろう!」と言ってくれたこのEVENT!来て下さる皆さんには何か持ち帰って欲しい…もちろん目に見えるものから目に見えないものまで…そう私は思っていました。そんなことから、社長にすら秘密で手紙とお土産を参加者全員にお渡しする!という目に見える持ち帰り物を用意しようと考えました。もちろん社長や運営のメンバーも含めた全員に渡したい。そう思い、誰にも話していない秘密の計画を始めました。
このEVENを広報部や私の為に開いてくれた社長、社長の声掛けに快く集まって下さった皆さんの為に…
私は今回様々な場面で自分の力不足を本当に痛感しました。これまでの私自身の人付き合いの密度や方法…本当に社長に見習うことばかりです。だからこそ、会社からではなく「私から」これらを渡したい!本当にささやかではありますが少しでも皆さんの記憶に残る何かを私からお渡ししたい!と自分なりに考えた計画でした。この計画でポイントにした部分があります。それが「くれよんらしさ」です。
「くれよんらしいEVENTだったなぁ!」と思ってもらうこと。「私や広報部を知ってもらう」こと。この2つを感じてもらう「くれよんらしさ」…そこから浮かんだのが下記の2つです!
『手書きの手紙』
『自分の地元(新潟)の米菓をくれよんらしくお渡しすること』
皆さんの中で「くれよんらしい」とはどんな感じを想像しますか?
私たち「株式会社くれよん」を知っている人もそうでない人も混在しているようなEVENTでどう記憶に残してもらうか…いかに「くれよんらしい」と感じてもらえるか…それらを考えた中で私が一番に浮かんだのは「カラフル」という言葉と「クレヨン」です。
私たち株式会社くれよんのことを知らなくても文房具のクレヨンは皆知っているはず!だったらクレヨンを使おう!そして私たち株式会社くれよんは「電気工事士を色めく仕事に」というVISION(将来像)の元「12の原理原色」というVALUE(価値観)を掲げています。クレヨンとくれよん…どちらをみても「カラフル」である事これは必要!そのことから手紙はクレヨンで全員にカラフルな手書きの手紙を作る!そしてお土産はカラフルにラッピングする!できればどこかにクレヨンを使う!そんなことを考えコソコソと社長にも秘密で学校の工作かのように作業に取り掛かったのです。
当時の作業途中の写真です。カラフルな画用紙とデザインから考えた中に差し込む用紙…その用紙に記載した絵をクレヨンでなぞったもの。この写真は少ししか見えませんがそんな感じの手紙になっています。
半分に折ったり、スティックノリで画用紙に貼ったり…手紙を書く前の準備ですら結構時間を要しました。手作りと気付かれなかったとしても、自己満だと言われたとしても…
「少しでも私の想いが皆さんに届いてほしい…」
だからこそ…手作りにこだわり時間もかけました。本当にそれだけでした。
そんなこんなで準備をした手紙、そして取り寄せた米菓…これらをEVENT前日に車に乗せる!それまでにセットしなくてはいけない…EVENT前日、社長が帰社するまでに終わらせたい!でも、他にも準備がある…そんなことを考えつつ準備をしていた時です。
社長が突然帰社したんです(笑)
まぁそんなもんですよね…。そんな簡単にサプライズもうまくいくわけはなく…(笑)秘密にしていた事全て社長にばれました。社長は帰って来るなり「何してるん?なっつん(笑)」と…まぁそうなりますよね…(笑)もう私は「EVENTの準備です!」としか伝えることができず…その時の状態がこちらです…(笑)
テーブルの上ビッシリ1名ずつに分けたお菓子…が社長の目の前です…。食べられないように確保しながら(笑)そして社長がいる中、私はラッピング作業をもくもくと再開しました…
ラッピングも終盤になったころ…気づいたら後ろから「カシャ!カシャ!」と…なんだかシャッター音がするんです。何の音かというと、社長が色とりどりのお土産と手紙を積み上げ、写真を写しているんです。その写真と共に社長がツイートしたものがこちらです。
なんだかそれだけで私はとても嬉しかったです。実際、言ってしまえばただの米菓…でも、私の気持ちを込めたお土産…それを社長がこうして取り上げてくれたこと。社長にだけは伝わったのかな…とそう思ったら様々な感情の中でここまで秘密で社長にも隠しながら準備してきたことが報われたような…本当に準備してよかったな…と感じました。
実際受け取っていただいた皆さんはどんなことを思ったかはわかりません。でも、少しでもこの私の中にある皆さんへの感謝の気持ちが伝わっていたら本当に嬉しく思います。
そんなこんなで準備を終え、当日を迎えました。
運営メンバーは社長と私、職人の亮司、23卒内定者の翔(つばさ)、そして外部協力者として数名…。参加予定の皆さんから手伝うから言ってね!と事前に多くのお声を頂き本当に嬉しかったです。当日のタイムテーブルを組んだり領収書を作成したり…様々準備はしたものの…予定通りにいかないのがEVENT。受付からバタバタ…そして多くの方にお土産・差し入れを頂き…そのご紹介もなかなか上手くできないまま時間は過ぎました。今回のEVENTは当初から初めの挨拶と乾杯以外は全てご歓談!というスタイル。BBQということもあり皆さんに自由に時間を過ごして楽しんでもらいたい!そして来てくださった皆さん同士、更に交流を深めてもらいたい!そんな社長の想いからそのようなスタイルにしていました。皆さんが会場を盛り上げてくださり、本当に感謝でしかありませんでした。
当日の様子はこちらです。
見てお分かりの通り…皆さん自由に動いていて…席に割といない(笑)
私たちくれよんのEVENTらしく「ワチャワチャ」している感じはもろに出せたかな…と思っています!当日私は皆さんにお話しする事とあれこれといった対応…そんなこんなしていた記憶だけで正直はっきりと何していたか覚えていないのが正直なところです…。でも皆さんが楽しそうにお話しされている姿を見たり盛り上がっていたり…そんなことを拝見でき嬉しかったです。
そして…実は…私の名刺を作った方々が集結したイベントでもありました。
写真を撮りたい!と思っていた私の念願が叶うそんな時…
イラストレーターの淺井さんがサプライズで私の名刺で使っているなっつんイラストの原画をプレゼントしてくださったんです!そして更に…その原画に書かれている風景とこの会場から見える風景が全く同じという軌跡。本当に驚きました。そんなことで4人盛り上がり写した写真がこちらです。
社長が現場で着用する空調服を着ているのは気にしないでください(笑)
本当にこうして皆さんに支えられて私がいるな…と改めて実感した瞬間でもありました。楽しい時間もあっという間に過ぎ、今回のEVENT終了を迎えました。
今回のEVENTは私にとって何もかもが初めてで更に、はじめましての方も多く、最初から最後まで皆さんに助けて頂いたEVENTだったなぁと感じています。
準備の中で先輩広報の友人から言いたくないことも言わなきゃいけないのが仕事だ!全員が安全に楽しめることを前提に進めなくてはいけない!と厳しくも私を想ってくれているアドバイスをもらったり、当日も「ここやるからなっつんは向こう行っておいで!」と配慮して頂いたり…本当に感謝しかないEVENTでした。今後に向けた沢山の課題が浮き彫りになり私に残りました。くれよんでも掲げている「ひと想いの循環」の難しさはもこのEVENTでも感じました。伝えたつもりでも伝わっていない。本当にこの部分は何をするにも課題になる部分だと感じています。今回のEVENTに自分で決めた3つの成功基準…
ここに関して全員に対して完ぺきだったとは思いません。
ただ、1人でも多く応援してくれるファンづくりが出来たり、くれよんというちょっと変わった電気屋がいること、そして何より来てくださった皆さんが楽しかった…とツイートしてくださったこと…。本当に入社2か月目にしてまずまずなEVENTが出来たと感じます。
私一人の力ではありません。本当に皆さん全員で作り上げてもらったEVENTです!
そのことを胸にとどめ、今後広報としての活動に尽力していきたいと思います。
ご参加いただいた皆さん本当にありがとうございました。これからも私たち株式会社くれよん一同よろしくお願いいたします。