BLOG

ブログ

  1. TOP
  2. ブログ
  3. そもそも「福利厚生」って…何?
#採用関連

そもそも「福利厚生」って…何?

採用活動でよく耳にする言葉の中に「福利厚生」という言葉があります。実際「福利厚生」ってなに?確かに項目が多いに越したことは無いと私も思います。一方で、働いている方々からは自社の「福利厚生」について耳にする事が少なく、そこにギャップも感じています。そんな風に考えると少し謎めいた部分がこの「福利厚生」かなと思い、今回ここで「福利厚生」についてを書いていこうかなと思います。

  1. そもそも「福利厚生」って何?
  2. 「福利厚生」のメリットは?
  3. 「福利厚生」に代わるモノは?
  4. 現在あるくれよんの「福利厚生」は? 

正直、くれよんは「現状ある自社の福利厚生では満足できていない!」と考えています。だからこそ全員で日々尽力しています。とはいうものの、そうそうすぐになんとか出来るわけでも無いのが「福利厚生」です。今回、私自身も色々調べていて勉強になるなぁ…と感じています。良かったら一緒に勉強しましょう!是非ご覧ください。

1.そもそも「福利厚生」って何?

「福利厚生」ってよく耳にしたり、使ったりするものの、実際この言葉自体が具体的ではないことから「福利厚生が良い会社がいいです!」と言っても分かりにくいというのが本音です。だからこそ「福利厚生」って何?という、そもそもな部分をここでは紐解こうと思います。

「福利厚生」を一言で言うとするならば、企業が従業員とその家族に提供する給与以外の報酬・サービスのことをさします。また「福利厚生」は①法定福利厚生と②法定外福利厚生の2つの種類がありそれぞれ特徴があります。まずはそれぞれの特徴を具体的に書いてみます。

①法定福利厚生

法律で提供することが定められている「福利厚生」のことをさします。具体的に言うと、健康保険・介護保険・雇用保険・労災保険・厚生年金保険・子ども子育て拠出金の6種類になります。また、障害雇用納付金や災害補償費用も法定福利厚生に含まれるようです。要するに「法定福利厚生」は企業が従業員に対して最低限与えなくてはならない「福利厚生」になります。

②法定外福利厚生

法律とは関係なく企業独自が設定できる「福利厚生」のことをさします。就活市場で言われる「福利厚生」の多くは、この「法定外福利厚生」を示している事が多い気もします。そして特に、業界や企業、職種なんかによっても異なり、求人情報を見ていてもその企業や業界の特色が見え面白い部分でもあると私は感じています。その中で耳にする事の多い法定外福利厚生を上げると、資格手当や住宅手当、年次有給休暇、交通費、健康診断、結婚・出産祝い、忘年会・新年会・飲み会などイベントの開催費用補助、慰安旅行、食事代補助(賄い等)、参考書購入補助など、近年は多くの企業でお見受けします。ここに上げた以外にも本当に多くの福利厚生が誕生していますよね!

2.「福利厚生」のメリットは?

ここからはそんな「福利厚生」のメリットについて書いていこうと思います。この部分は企業側と労働者側によって異なるだろうな…とは感じます。その点も分けつつ書いてみようと思います。

【企業側】

企業から従業員に対して与えるのが「福利厚生」ということで、企業側からしたら「コスト」と言われかねない部分でもあります。そんな側面をもった「福利厚生」ですが、どの会社も出来る範囲で最大限提供しています。それは何故でしょう?なんらかのメリットがあるからこそ行っているということで、そのメリットを並べてみます。

・人材の集客効果
・従業員の心身ケア
・従業員満足度の向上からの定着率向上
 

など、ここにある以上にあるとは思います。今回はここに上げた3つのメリットを具体的に一つ一つ書いていこうと思います。

・人材の集客効果
企業の財源の1つが人材です。その理由も企業は「労働者が働き成果を生みだすことで対価を得られている」からです。だからこそ企業は、ある程度のコストをかけてでも採用を行います。近年は経済不安が続き、夢を追うよりより良い報酬を得られる事を求めている方々が増えているように感じます。もちろん「ないよりある」にこしたことはないですからね!おそらく全員がそう思うのではないでしょうか。その「ないよりあるが良い」の1つが「福利厚生」という企業から従業員に対して提供する報酬であり、ここを充実させることで集客に繋がり、多くの方々が来て下されば、一段と自社にマッチする方と出会えるチャンスが増える!というメリットです。

・従業員の心身ケア
職場における労働者の安全と健康を確保し、快適な職場環境を形成することを目的として、労働基準法の特別法である労働安全衛生法が定められています。労働安全衛生法は、事業者に、仕事が原因で労働者が事故に遭ったり、病気になったりしないように措置する義務を定めるとともに、労働者に対しては、労働災害を防止するために必要な事項を守り、事業者が行う措置に協力するように定めています。こういった法律の下、企業は従業員にたいして健康やストレス対策を行ったり、リフレッシュできる環境を従業員に与えることで心身ともに健康的に就業してもらうことを狙っています。そもそも、従業員が不健康では100%のパフォーマンスが難しくなりますからね!従業員数が多くなればその事が薄れやすいですが、一人の稼働が停止すると本当に多くの損失が生まれ企業としては本当に痛手に繋がります。だからこそ、従業員一人一人が全力でパフォーマンスできるようケアをすることが重要で「福利厚生」はメリットとなるわけです。

・従業員満足度の向上からの定着率向上
これまでに上げた事柄が整い、多くの「福利厚生」が誕生すると、楽しみや対価と同じくらいの満足度を得られることに繋がります。月に一回の〇〇が楽しみで日々頑張れます!とか、家族と一緒に△△に行け、家族全員からこの会社で良かったね!と言って貰えた。など…従業員や家族までもを自社のファンにすることが出来る力を持つのがこの「福利厚生」かなと思います。このことから従業員の意欲にも高まり、定着率アップにも繋がります。これらが会社の継続、規模拡大などに繋がることからメリットとなっています。

こんな風に簡単に書いていますが、これらを整えるには相当な予算と時間を要します。だからこそ日々企業はここに投資できるよう尽力しているのかと思います。

【労働者側】

一方で労働者のメリットに関しての部分。ここからは私個人が思う従業員側のメリットについてを書きます。全く違うメリットもあると思いますし、類似するメリットもあるかと思います。参考にして頂けたら幸いです。

「給与以外の間接的なお金が得られる」

労働者側の「福利厚生」のメリットは、「給与以外の間接的なお金が得られる」かなと思います。そう思う理由に関してを書いてみようと思います。先ほど挙げた「法定外福利厚生」の具体例を参考までに改めてここに書いてみます。

資格手当
住宅手当
年次有給休暇
交通費
健康診断
結婚・出産祝い
忘年会・新年会・飲み会などイベントの開催費用補助
慰安旅行
食事代補助(賄い等)
参考書購入補助 など

これらを自分で行うとなった場合に必要な事は、時間とお金です。「時間」は人によって多い・少ないを変えることは出来ないですし、企業は人の時間をお金に変え給料として支払います。そう考えると、会社が労働者に提供できる部分はやはり「お金」となり、労働者から見た「福利厚生」は「給料以外の間接的なお金が得られる」というメリットかなと考えます。

3.「福利厚生」に代わるモノは?

この項目は、これまでの内容の中から少し答えが見えたかな?と思うのですが、あえて少しだけ書いてみます。これまで書いた事を踏まえて、企業でも労働者でも言えるであろう「福利厚生」のメリットは「お金」かな。と感じます。つまり代わるモノは何か?というと「お金」となるのではないでしょうか?

企業は最終的に利益(お金)を得るための策として「福利厚生」を用いてます。
労働者も給料以外の報酬(お金)を得るために「福利厚生」に期待します。

よく福利厚生が充実している会社がいいです!と耳にします。それは確かに給料以外に得られる報酬は多いに越したことはありません。でも冷静に考えたら…それに代わるモノがある場合、「福利厚生」が充実していない会社は本当にダメなのか?と私は疑問が生まれます。もちろん人それぞれ良し悪しの基準が違いますので、一概にどうと決めるのは出来ませんが…

そんな見方をすると、就職活動の幅も広がるのではないかな…と感じます。福利厚生だけで企業の良し悪しは測れませんからね!なんなら福利厚生があっても利用率がどれくらいあるかもそれぞれです。そんな部分も実際関わるかなと感じます。

また、企業側もこういった声から対策点が見えたりするのでは?と感じます。福利厚生を1つ作り上げるまでには本当に月日と予算がいりますよね。でも何とか提供してあげたい!と思っている企業がほとんどだと思います。少しでも何かヒントになったら嬉しいな…と個人的に思います。

4.現在あるくれよんの「福利厚生」は? 

ここからようやく…くれよんに関する事を書いていこうと思います。くれよんの福利厚生はどんなものがあるのでしょうか?公にしている福利厚生から公にはせずとも「これって福利厚生よね?」というような事柄まで書いてみようと思います。

【公にしている福利厚生】

雇用保険
労働者災害補償保険
健康保険
厚生年金保険
資格取得支援
通勤費
健康診断
産休・育休制度
年次有給休暇
制服貸与

くれよんはまだまだ小さな会社です。そしてこの業界は職人の世界という点から組織より個を意識するような色が強くあり、まだまだくれよんにもその名残はあります。ここ近年くれよんは組織化を意識し、従業員全員で会社作りを頑張っているという段階であります。そのため、今はまだ法定福利厚生がメインとなっているような会社です。公にしている福利厚生はこのような感じではありますが、実際働いていると結構多くの福利厚生と言ってもおかしく無いような事柄があります。それを初公開しようと思います。ここに関してはあくまでも流動的であるため福利厚生とはしておらず、今後無くなったり復活したり時と場合により異なる部分であるとは思いますので、現状の様子として思って頂けたらと思います。

食事支援 ~カップラーメン好きなの食べていいよ!~

ここ最近、営業所の給湯室にカップラーメンが大量にあります。これが開始されたきっかけは、現在くれよんは組織作りに勤めていることからミーティングを行っています。職人さん達は現場での業務が終わってから営業所に集まりミーティングに参加します。体力勝負のこの仕事あって、職人さん達はお腹を空かせながら帰社します。そんな空腹を補助するために!と始まった還元になります。

飲み物飲み放題 ~補充は飲んだ人全員でしましょうね!が合言葉~

先ほどお話ししたようにミーティング時や帰社後、飲み物を飲みながら歓談できるよう会社から用意しています。社長や私も飲みながら仕事をしています。

お菓子食べ放題 ~くれよんといったらお菓子!そんな名物品~

くれよんの元祖といっても良いお菓子還元!職人さん達は帰社後、本当によくお菓子を食べています。皆さんから頂いたお土産も、職人さん達が本当に喜んで食べています。本当に皆さんには感謝しかありません。(お菓子じゃお腹空いちゃう!!の声でカップ麺追加となった背景もあったりなかったり…)

作業服支給 ~今年は空調服一式(バッテリー2個含め)を還元~

職人さん達に少しでも快適に仕事をしてほしい!そんな想いから今年5月時点で在籍している職人さん全員に会社から空調服とファンそしてバッテリー2個を支給しました。これからの時期は、空調服無しでは現場にすら入れない。そんな決まりがある現場もあります。空調服一式をそろえると1人軽く1万円を超えます。その部分を今年は会社が還元する!ということで、この6月に全員に配布完了し、全員で同じ空調服を着て、職人さん達は頑張ってくれています。※新入社員の方は一番初めのみ毎年会社が用意しております。

社内EVENTの開催 ~昨年はBBQ、ボーリング、飲み会など盛り沢山!~

くれよんは日頃、自社だけで動いているのではなく、協力会社さんと一緒に仕事をしております。そんなことから親睦を深める一環として様々な社内行事を行っています。もちろんこの参加に関しては任意です。その為、全員参加が出来ない事もありますし、現場の都合上行きたくてもいけないなんて場合もあります。そんなことから年間で複数回、EVENTを行い、少しでも多くの方が参加しやすい環境を整えています。そして、EVENTでの費用は基本全部会社持ち!どんだけ食べても飲んでも社長が太っ腹を見せてくれます。社長!いつもありがとうございます。

そんなこんなで、福利厚生とはしていないものの「福利厚生もどき」を併せると、くれよんは従業員貢献が割と充実しているのではないでしょうか?実際に福利厚生となっている部分だけが会社の中での福利厚生全てではない!そんな会社もあると思います。そんな部分も知って頂けたら幸いです。

いかがでしたでしょうか?今回は「福利厚生」という部分にフォーカスしてBlogを書いてみました。結構参考になる部分が私としても多く、色々考える良い機会を頂けたblog作成になりました。現状の福利厚生で満足している会社は、おそらくないかと思います。近年ではユーモアあふれるその会社らしい独自の「福利厚生」をつくり、メディアにも取り上げられ広報活動に活かしている会社もありますよね。そんな部分でも活用できるのが「福利厚生」かなと思います。また、これから就職をされる皆さんにとっても「福利厚生」を一段と知ることで、これまで以上に就職活動自体の視野も広くなり、選択肢も増えてくるのではないでしょうか?参考にして頂けたら嬉しいです。

くれよんもまた更に多くの福利厚生が作っていけるよう尽力していきたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。

この会社についての記事です

株式会社くれよん
略歴

MISSION「まだ現場(ここ)にない価値を描く」/VISION「電気工事業界を色めく仕事に」/そのためにまずは「大阪で1番色めく電気工事屋」に/VALUE「くれよんの原理原色」/ロゴのバリュエーションが12色あるのもVALUEが理由/VALUE体現に必要なのは「ひと想いの循環」

電気のことでお困りの際は
気軽にご相談ください

電気工事のご依頼・ご相談はこちら

0721-23-5658

受付時間平日9:00 - 17:00